どのような症状でお悩みですか

  







症状 疑われる疾患
※詳しくは各疾患名をクリックしてください
腰痛に加えて麻痺(しびれ)がある 腰部脊柱菅狭窄症 腰椎椎間板ヘルニア
つま先または踵で立てない 腰部脊柱菅狭窄症 腰椎椎間板ヘルニア
尿が出にくい(残尿感、尿失禁) 腰部脊柱菅狭窄症 腰椎椎間板ヘルニア
歩くと足に痛みやしびれ、脱力感が出て歩けない 腰部脊柱菅狭窄症 腰椎椎間板ヘルニア
身長が縮んできた 骨粗鬆症 脊椎椎体骨折
安静時は痛くないが、少し動くだけでも激しく痛む 骨粗鬆症 脊椎椎体骨折
じっとしていても痛い 骨粗鬆症 脊椎椎体骨折
日中より夜の方が痛い 骨粗鬆症 脊椎椎体骨折
痛みが楽になる姿勢がない 骨粗鬆症 脊椎椎体骨折

腰部脊柱管狭窄症

腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症
加齢などに伴って脊柱(せぼね)の中の神経の通り道(脊柱管)が狭くなり
神経が圧迫されて腰痛や下肢の症状が現れます

腰部脊柱管狭窄症の症状で代表的なものに間欠性跛行
ヘルニアはおじぎをすると症状が悪くなる事が多いですが
狭窄症はおじぎや前かがみになると楽になります


脊柱管狭窄症の保存療法
  • 【薬物療法】
    プロスタグランジン製剤・抗うつ薬・抗てんかん薬
  • 【神経ブロック】
    局所麻酔薬・ステロイド薬
  • 【理学療法】
    コルセットの装着・温熱療法

手術療法

腰痛・足の痺れ

【手術を考える場合】

  • しびれや麻痺が進行している
  • 薬物療法などで効果が出ない
  • 排泄障害がある
  • 患者さんの強い希望や意欲

手術も除圧術固定術など患者様の状態などに応じて様々なものがあります。



腰椎椎間板ヘルニア

大多数は、保存的治療、薬物療法、コルセット、ブロック療法などで症状は軽快します

手術を検討する場合
  • 3カ月程度の保存療法で効果がない
  • しびれなどの神経障害が進行している
  • 排尿障害がある

手術療法

後方(背中)から椎間板を摘出 
顕微鏡や内視鏡を用いて行うこともあります。すべての痛みが改善するわけではありません。



脊椎椎体骨折

尻もちなど転倒で受傷することが多いです。明らかな外傷の誘引がなくても生じることがあります。
若年者は交通事故、雪下ろし、高所転落などで受傷することが多いです。徐々に腰が曲がってくると要注意です。


治療

薬、安静、コルセットなど保存的治療が主体ですが下肢の麻痺の症状や疼痛が強い時や骨折部の骨がつかないなどがあれば保存的療法と並行して手術治療になることもあります。

手術療法

脊椎固定術、椎体形成術、バルーンカイホプラスティなど


バルーンカイホプラスティ




骨粗鬆症

骨粗鬆症とは骨強度の低下を特徴とし、骨折リスクが増大しやすくなる骨格疾患と定義されています。
基本的に無症状なので、骨折をきっかけに骨粗鬆症と診断される方が多い現状です。
例えば誰でもつまずいて転んでしまうことはあります。その時、骨粗鬆症の人は骨折を起こす確率が高くなります。

【危険因子】
・高齢 ・喫煙 ・運動不足 ・飲酒 ・低骨密度など

診断

当院では骨密度測定装置を導入しております。検査台の上に10分程度、仰向けになっていただくだけです。
結果は当日に数値で出ます。


治療

飲む薬や注射による薬物療法が中心になります。薬の飲み方は週1回飲む薬、月1回飲む薬まで多種多様です。
生活スタイルに合わせて医師と相談して選択されることをお勧めします。
また食事療法や運動療法も併せて実施する欠かせない治療です。


骨粗鬆症によって引き起こされる骨折により、移動能力や生活機能を低下させるだけではなく、死亡率も上昇してしまいます。
骨粗鬆症を予防することは寝たきりを防ぐことに繋がります。骨折をして日常生活が不自由になる前に、骨折の危険性の高い骨粗鬆症の人は治療を行なって骨折を予防しましょう。


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